シンポ

・昨日はBBQパーティー。皆さんお疲れさまでした。

・今日はシンポジウムを覗きにいく。「アートの力――文化変容の可能性――」というタイトル。サブタイトルにある現在の文化変容の可能性というよりもむしろ過去へ向かう報告が多かったのが印象に残る。もちろん、過去が時差をもって現在に介入するという視点をすえた上での報告もあるにはあったが少し物足りなかった。
疑問点というか感想として。各々のパネリストたちの交差点であったメディアやテクノロジーの問題、そしてそれとかかわりあった身体が、ことごとく回避されていた点が気にかかった。絵画、民族音楽、舞踊、映像、建築いずれのケースも否応なしにメディアやテクノロジーが問題となっているのに、メディアや近代的技術を外に置き、アートを内に囲い込むというのは、あまり有効な方法ではないのではないか。そんな気がした。