知覚の宙づり

引き続き『オクトーバー』誌77号の翻訳。
数本訳してみて、あまり面白くはない。それはたぶんアメリカでの視覚文化学科の制度的な話にどうしてもアンケートの答えがひきずられてしまっており、視覚(文化)研究がワールブルクなどのラディカルな試みに通じるものであるという論点へのリアクションが少ないところにあるのかもしれない。

書きかけ

■知覚のちゅうづり
 クレーリーの『Suspensions of Perception』の翻訳が平凡社から出るそうです。こちらを参照のこと。
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=702057

■『鏡と窓』
 学生のリクエストで、『鏡と窓』展のカタログに付けられたシャーカフスキー(シャーコフスキー)の抄訳を探す。以前雑誌に掲載されたもので、抄訳となっている。この夏の間にこの訳文を叩き台にして校正していこうと思う。