カーペット・パラダイム

公開講座

公開講座。写真はその会場。
今日は地理学の方と哲学の方の戦後60年講義。沖縄、広島、ベトナムイラク
今回はこんなテーマのため、通常の大学の公開講座とは違い、スリリングでもあった。というのも受講者の平均年齢は70歳、戦争を経験している人が聴衆で、その経験を言葉によって伝え聞き、ある種の普遍的な言語で戦争を語ろうとしているのが講師陣だったからである。全体的に重かったものの、それは面白い部分だった。


 ついでにリーグルファイルを持ち帰る。ケンプ『美術史の巨匠たち』。リーグルの思考の極は3つに分かれる。『様式の問題』、『末期ローマの美術工芸』、そして『集団肖像画』と『記念物崇拝』という3つ。
 マシェク「カーペット・パラダイム」も持ち帰る。カーペットや壁紙の装飾について考えてみたいため。以前、トルボット関連でレース装飾について調べていた時にも思ったのだが、装飾のパターンを見る時の注意(散漫さ)ということをもう少し記述してみたい。浅い奥行きの平面としての装飾。何のことかと思われるだろうが。