ユーレイケータイジオラマ
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『女優霊』をPCに取り込む。いわゆる交霊/分霊作業。この映画、夏にIさんが紹介してくれたのだが、主演が「柳ユーレイ」というだけでハートを掴まれてしまった作品である。憑かれぎわもユーレイらしい。
この映画、フレームへの入り込み方、ぼやけかたが心霊写真的である。最近この手のものを見るとどこに出てくるかを予想してしまう。「その入り方はない」とか、「あともう少し右」とか、勝手に監督してしまうのである。あからさまな注意の焦点の縁に入り込む身の入れ方。
ついでに『映画の魔』も購入。
■ケータイ都市伝説2
昨日紹介したケータイ都市伝説本をざっと読む。
そのなかのひとつ。
撮影した覚えのないセルフ・ポートレートが保存されている話。
なおかつそれを削除してもいつのまにか復活しているらしい。ケータイ版「幻のもうひとり」ということか。
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パノラマ論の一環として蝋人形論を読みはじめる。スカンディナヴィアの民俗博物館についての論文である。近代化が遅れたがその分ジオラマ術が変に進展している。