ひらぱーリンカーン存在物

ひらパーのために
 講義・講読・講義。面談もなぜか3つ。すごく働いたような気がする。
 パノラマ講義では見学でひらかたパークの菊人形展に行くことの意味を延々と喋り、ケンプのパノラマ論の大風呂敷から小風呂敷までを辿って話をする。いずれ遊園地ゼミとか設定して関西のアミューズメントパークを毎回回ってみたい気がする。
 学生と話をしていると、人形写真論の導入としてたぶんお化け屋敷が最適なのかもしれない。しかしオランダの蝋人形館で恐怖の間を見たぐらいでここ10年以上お化け屋敷は見たことがない。お化け屋敷の歴史を調べてみようと思う。たぶん百貨店の問題とか、遊園地の問題とか、いろいろ絡んできそうである。

■ただのすべりのだだすべり
 学生がブログを作ったのでアンテナをはる(ブログまでブログ)。ちょうど新番組『リンカーン』の話が出ているので、コメント。私は意味のない深読みはしない。現実に8割方面白くないから。
 TBSの一部のバラエティは、いつもこんな感じ。数の保険でリスクを回避することがリスクになって番組はワンクールで終わってしまう。今回もそうなりそうな予感。人数とセットを縮小する、それができない。
 以前「テレビの親知らず」でも書いてあったが、すべり芸は誰でもできるものではないし、横綱相撲的なボケ力のある芸人と強力な突っ込み力のある芸人を必要とする。それ以外のすべり芸は、笑われているだけのすべり芸人(ふかわとかでがわとか)のすべり芸である。その中間にある中途なすべり芸は、ただのすべりでしかない。だだすべりが蔓延している番組で、カットになっている芸人は本当に致命的だというしかない。
 内Pの「クイズ・ボックス」(http://www.geocities.jp/masahiror/quiz-box/index.html)を導入してひたすらすべりの回数と速さを増すとうまくいかないかとか考えてみる。それじゃ浜Pになってしまうし、はたかない浜田も見たくないのだが。 

■動く存在物
作家の河合晋平さんからサイト・リニューアルの連絡を受ける。
サイトはこちら⇒http://shimpei.tank.jp/
「存在物」たちが動くようになった。