読書会


謝恩会の後、ヴィドラー読書会。
19世紀末から20世紀初頭にかけて心理学という言説化のベースをかかえながら、さまざまな理論家と芸術家たちが、「諸空間の歴史」と新たな空間概念の創出に没頭していたことが分かる。それが20世紀末と通底しているというのがヴィドラーの主張。
そういう意味でワープドスペース。
時空間を歪めることで均質な空間や時間の座標を飛び越えてしまう。それが戦略的に用いることができるようになっているかは、これから読んでみる。
同書の「X Marks the Spot」の章は直に読んでみる。モニュメンタリティをずらすためのツールがそろそろ必要なので。