堰きとめられたものの決壊

朝会議3・4がなくて夕会議。

■現代と距離
シンポ用に金氏の『美学と現代美術の距離』を読む。
ここ30年の『美学』の掲載論文の分野分布や推移などをまとめてみようかとも思う。
その前にこの本は読んでしまう予定。現在の美学との私自身の距離も測定するため。


■スチル・ムーヴィング
合間に『アブストラクト・シネマ』、『ハーツアンドマインズ』、『ヴィジョンズオブライト』をざーっと見る。『ハーツアンド…』では、あのバルトが挙げたこめかみに銃をおしつけられ今にも処刑されそうな男のスチルが、何のためらいもなく銃殺され転倒し血を流す動画として見ることができる。せきとめられた像についてのせきとめられた思考が少し動くような気もする。『ヴィジョンズオブライト』はやはりいまひとつ。もちろん同時代の照明あれこれを比較すると際立つ映画があるのは確かだが。

■フリル
本当にどうでもいい話だが、、、
バブル青田勝利のニュースを見て、小室から米良から次から次と出てくるキャラクターにゲップすら覚えた。…熊田はフリル熊田とかにしたらもっと面白かったかもしれない。
どうでもいいけれど。