ずれたシンクロ
■幽体離脱と電話混線
ザ・たっちのオスピー漫才&幽体離脱ネタを繰り返し見る。双子をコピーする双子という以上に、二人の小太りの中途半端な身体性ゆえに可能になるその分身性が実は怖い。武部にも竹中にも堀江にもなりおおせるザ・たっち。
お笑いでもうひとつ。
アンジャッシュのネタに電話ネタが多いことはよく知られている。
電話でつながれるふたりのコミュニケーションが、離れたふたりそれぞれの現実を参照し、それがシンクロしつつずれていく。その齟齬を組み立てていくのがアンジャッシュの黄金法則になっている。リンクははらないが、某動画サイトで検索すると容易に見つかる。それぞれ微妙に違う(ディス)コミュニケーションの組み立てになる。
『それぞれの会話』『ネコの家出』『障子をへだてて』『交通事故』『彼女の浮気』
また時間が出来た時にネタ分析します。
■館もの心霊映画
そのPART3を見る。冒頭で降霊会の詐術とその看破が描かれている。この作品、『リング』の歪む写真の発想のもとになっているので通し見たが、、PART1を見ないうちは断定はできないものの、、ちょっと困ってしまうほどのマイナスな出来。
館ものの古典的例を探してみないとならない。やれやれ。
■準備
来週末の原稿をようやく書きはじめる。8月以来ためてきた新素材を組み立てる。
とりあえず、デジタル写真時代の心霊写真について書く。
以上。