Pockets of Plenty

神戸。明日も朝から神戸。
『美しい罠』の最終回はやはり見れそうにない。

■メディアの考古学
メディアの考古学のフータモの文献情報
邦訳は今のところ
 「テクノロジーの過去が復活する」『InterCommunication』14号、
 「ニューメディアのアルケオロジー」『InterCommunication』52号、53号
後者の論文に関しては訳者の堀さんが解題をウェブにあげている。それはこちら⇒
 「三次元のメディア・アート──立体像と現代芸術」『FUTURE CINEMA──来るべき時代の映像表現に向けて』
 「モバイルメディアの考古学」『ケータイ研究の最前線』
欧文の論文についてはまた。メディアアートやニューメディアの議論のなかに時間錯誤的に写真を放りこんでみる、そんな時代の輪切りではない作業が最後に挙げたケータイ論文をよんで面白かったため。原題がPockets of Plentyというのも理由のひとつ。
ポケットという言葉、案外重要である。
メディア・アート論の授業に入れていく予定。

■ちっちゃいもの本
Ralph Rugoffとスーザン・スチュアートの本が届く。

At the Threshold of the Visible: Miniscule and Small-Scale Art 1964-1996

At the Threshold of the Visible: Miniscule and Small-Scale Art 1964-1996

前者はデマンドのカタログに書いている文章で気になり、スチュアートはノスタルジアもので気になり、両者が可視的なものの敷居にある小さいものについて書いているのなら、読まねばならないから。