世界にひとつだけの

■ステレオダイアリ更新
写真うた２を本家ステレオダイアリで更新。生煮えですが旬なのでまとめておきました。

■世界にひとつだけの
世界で一番くさい花。ある意味、世界にひとつだけの花に最も近い花。

■ホテルで磔刑　今日はせっかくの連休なので学生たちとホテルの喫茶室で読書会を開き、その後、国際美術館の展覧会にお邪魔する。しかし、休日のお上品な喫茶室で長々と読書会を行い、あろうことかキリストが臨終直前に起こした痙攣の角度を冷静に話しをしている人びとを見ると、ホテルのひともさすがに追い出すことを諦めてしまうのであった。

　ミクシでも書くと思いますが、現代写真のコレクション展、小川展、エッセンシャル…展の３本立ては贅沢な展覧会。
　個人的には小川のツボを心得た作品に終始笑わされてしまう。一緒に行った学生が「干渉する世界」のレイヤーの動きをリアルワールドでも気になってしまって気持悪くなり、それはパノラマ的な目眩なのだと講釈する。そして小川のアジェプロジェクト等はすべてステレオ視できてしまうということ。二つにしたものを四つにして、そのうち二つを重ねてしまう――この物言いはステレオ視できるひとにしか分からないが。さらにズームイン作品集も面白い。without youは皆何か言うのでもう省略しておく。これは時間いっぱいまで楽しめた展覧会。

　ちなみに絵画展ではリュック・タイマンスの次の本を購入。

Luc Tuymans: The Arena