ゾンビのごとく


■業務
 神戸。授業3つ。4つめの授業は皆体調悪く世間話をして終了。午前ステレオ話冒頭をして、午後マンガの歴史の中で大友について少しだけしゃべり、講読で映画の物語の語りについて読む。そんな一日。

 研究室にあったステレオ写真資料、これを最後に持ち帰る。このビデオでキーストーン社について少しでも見ておこう。

おはよう朝日です』のおきた君も学生から教えてもらう。おきた君は最近白くなっている。これもついでに調べておこう。

■ステレオうた
さて、ステレオうたを聴きながら作業。もちろんすべてが音楽におけるステレオ関連うた。ちなみにサカモトが『CGステレオグラム2』というステレオ図像集で「ステレオグラムと音楽のグルーヴ」という短い文章を書いている。ミニマルに反復するうちに生じるずれが引き起こすもの。そこがステレオ写真論にもつかえる部分かもしれない。
 C.G.(コンピュータグラフィックス)ステレオグラム〈2〉
ステレオタイプという言葉はステレオ写真が由来になっているとどこかで読んだことがある。しかし、その写真内の立ちおきる面の反復、各ステレオ写真の反復、双方からの反復が折り重なるとそのずれによって、とんでもない変なグルーヴ感がでてきはしないのか、さらにはそこから写真の言説の空間での反復にも予想外の亀裂が生じるのではないか、そんなことを考えたりもする。

死霊の盆踊りのごとく
 卒論提出が終わって横で見ていただけだがひと段落。
 ある院生がこの期間、夜中にごそごそと徘徊し、疲労とテンションのために動きがおかしくなっていた学生たちを形容して、蠢くゾンビのごとしと言っていた。笑ってしまう。今日も朝に研究室に行くと、徹夜明けだろうゾンビのごとき院生が変な動き方をして姿を現す。修論は来週。頑張ってください。
 ということでゾンビのひとたちに捧げるおバカ映画1本。
死霊の盆踊り デラックス版 [DVD]