再開

昨日は一日中試問。
深夜まで騒いだのでさすがに昼すぎまで動けず。

ティルマンスの展示の散り方と反復の仕方をDJカルチャー的に読むこと。各国の映画論の間の摩擦を見やること。複合型映画館の複合性をさらに押し広げて考えること。ヴィオネの衣装がどのように社会的文脈のなかで揺れ動いたのかということ。ミースによるイメージを表象のみで扱う手順をととのえること。南部的なものの内部の外部を補うこと。コンセプチュアル・アートにおける身体の位相をどう言説化するかということ。民謡のメディア内での摩擦をどのように引き起こすかということ。映画の音についての無音状態を映画の言説へと滑り込ませること。
たぶん一日そんなことを喋ったと思う。

■〆切
〆切原稿2本終了。
いちおう宣伝『日本カメラ』の三月号もご覧ください。
ロケット写真について書いています。

月末〆切原稿1本、じき書きます。翌月上旬原稿、なんとか書きます。
そして停滞している翻訳関係、三月中には何とかいたします。
以上、もろもろの宛先へのお詫び。

呪怨
Friedrich Kittler zur EinfuehrungJapanese Horror Cinema
が届く。後者は拍子抜けするぐらい短いものだった。リング論を期待していたが、ほとんどあらすじ説明。第三部「ジャパニーズ・ホラーシネマと恐怖の生産と消費」に載せられた呪怨論は、少し読めそうな論文。
Haunted Media: Electronic Presence from Telegraphy to Television (Console-Ing Passions)も届く。

微分
ロック微分法が届く。ユーミン論は短いものだった。しかし読み応えのある議論。
ユーミン論が続々と届く。少々胃もたれするほど。