B学会雑感


■学会
久しぶりにB学会へ行く。バカリズム風に伏せておくけれど。
後半だけ聞いて会議があって飲んで終了。

この発表を聴いてきちんと怒り出す院生がいないのが不思議なくらいだった。学問的なメタ概念を駆使する言説の場で、露骨に私の好きなものを呈示されて好きなんですと告白されても、議論はできないだろう。私のモスラと私の詩の会って言った方がいいだろう。それに皆がつきあっている。
こうした無益な蛸壺化と容易なミーイズムはたぶん全国的症候なのだと思う。

 ひとつだけ。特撮と本編という言い方は、厳密な概念区分が必要。それが技術の問題なのか、物語論的な問題なのか、設定された現実性とそれを超え出るレベルの問題なのか、それは少なくとも明瞭にしたほうがすっきりする。

ゲージュツ関連学会
が来週末あるようです。面白そうなので基礎文献を揃える。
美術カタログ論―記録・記憶・言説その音楽の<作者>とは誰か リミックス・産業・著作権ディジタル著作権

作品の哲学

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デジタル写真論絡みで考えるテーマになるかもしれない。