東京

ようやく東京。

 表象学会の午後のパネルを聴きにいく。
 韓国映画と写真、横浜写真、北海道写真のパネルを見る。俯瞰や視線外し、視線の奇妙な高さやズレでおそらくひとまとまりの話になりそうな気もした。
 ホラーパネルは、ウメズ発表が強烈だった。彼の漫画のぎこちなさがその構成全体にはりめぐらされている問題だということが確認できた。ヒトコマのなかに描かれているものではなく、コマとコマの相関関係と語りの視点と、設定された視点の反転や切り替え、反復、、、それがホラーたるゆえんだということ。
 これもギクシャク論のひとつになりそうな気がする。

 諸々終わって新宿で仕事打ち合わせ&飲み。
 PG(ピラニア軍団とも言う)のかたがた、某誌某社の編集者のかたがた、NYから一時帰国していたカイ氏の面々で、遅れている仕事の件をすまなんだと謝りつつ、これからの仕事のプランを練る。途中からミスター飄々のハシモト氏も合流して、指紋話、伏し目話、スピルバーグ話で深夜まで。何人もゾンビのように寝ては起きる「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」な夜でした。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 [DVD]

 たぶんというか確実に、夏終わりに東京で写研をします。2日かけてゴツゴツやってビールを浴びるほど飲む夏祭り的企画です。詳細はもう少し話が明確になれば告知します。

 バッチェンの最近の仕事についてもあれこれ話を聴く。