自伝写真


■関係ない話
 24時間TVを深夜だけ見る。
 朝、トランポリン中田も元阪神バースも1万回ゲッツもすりぬけて、エドはるみの芸風が固まってきたことに驚きながら爆笑問題のきわどいネタから寝起き徳光アナへのつなぎを見る。
 そんなの関係ない事件については別個にどこかで書くことにする。

■自伝と写真
 『自らを画像化すること』と訳せばいいのだろうか、この本を読み始める。たしかオカダさんが10年前に勧めてくれた本。
 Picturing Ourselves: Photography and Autobiography
 そもそもバルトをはじめとして、自らの伝記を語る著者は多い。そのときに写真論をものしていようものならば、その写真の使用にも像と自己の力学についての戦略がうかがいしることができるはずである。
 バルトを相対化すること、これがまずひとつ。そして、ベンヤミンが自身の写真の代わりにカフカの写真を挙げ、それを掲載していないこと。この些細なことを深読みすること。

 ようやく連載原稿を書き終える。ここで予告していたように、葉っぱの写真を撮る季節に葉っぱ=写真の意味を掘り下げてみる内容。