秋晴れ見学会

■見学会
午後ぶちぬきで見学会。
そもそも大学が改修中で壁もぶちぬかれているのだから
授業も場所もぶちぬいてどっかへ行ってしまう。
今期はそういうことにしている。授業も時々するけれど。

 見にいった展覧会は『現代美術の皮膚』。
ファーブルの虫服、ドンウのホルモン片のような肉人形、小谷のエイリアン的化石骨立体、西尾の幽霊自体が実は巨大な幽霊掛け軸、林の脆い身体断片をざっと見る。クインのゴム皮膚がなかったのは残念。キキ・スミスがこれだけ並べられるのはありがたいし、ホーキンソンの写真的作品はもう少々解説を聞きたくもあったし、オルランはもっときつかろうものも多かろうなどとも思いながらうろつく。レスリー・ディルの写真とプリント面と皮膚とさし縫いを絡めた作品はカルスタの議論にのせればたぶん皆くいつくであろう作品。
…などなどと国際美のヒラヨシ氏に感謝しつつ学生の感想を集める。来週集約して少しDJしつつ喋るかもしれない。

 ちなみに常設も結構なものがけっこう展示されている。これもお見逃しなく。東松、杉本、デマンド、ティルマンス、ヘーファー、野村仁、木村友紀がさらっと展示してある。

■京都公演
id:seventh-drunkerくんのところにも書いてありますが、明日から唐ゼミ☆公演が京都で3日間あります。興味がある方はどうぞ。