無線的想像力
■映画音響史
こんなのもあった。サイレントからドルビーに至るまでの短い概説がある。
■無線的想像力
無線といえばタイタニック。ということでタイタニック関連で手に入る映像資料を物色する。
無線と、奈落の底に沈むいく人々と生存した人々を分かつ海の連想を大衆的想像力のなかに埋め込んだ事件ということ。さらに無線的想像力を煽るものとして、これに第一次大戦が続く。無線電信による近き人々の遠くでの危機の近さと、塹壕というもうひとつのヴォイドでの無線による司令部と前線の分離、それが無線的悲劇のイメージを深めていくという。
内容とメディアが一致した無線的事象としてのタイタニック。
■EVP
心霊無線/ラジオの実践もあれこれおさえる。
コンスタンティン・ラウディヴ(Konstantin Raudive)のEVP(Electoric Voice Phenomena)に関する実験の紹介はここにもあるしここにもある。彼方からのメッセージの言語的特徴も一通りおさえてみる。さらに心理学からの批判への応答と、両者(精神分析とEVP分析)の並行性もいちおう考えてみる。