ポストスクリーン論

雑用多々。
■ポスター展
京近美のドイツポスター展をざっと見に行く。
ドイツで過ごすといやと言うほど目にするゴチ(ゴシック体文字)の世界の生起がこういう事情でこうなっているのだというのが分かる展覧会。個人的にはカルピス表象が素材として面白いと思った。

■事故表象メディア
片手間にメディア的事件の本を探す。ドイツ語のこの本をひとまず注文。
F・Lenger u.A・Nueninng,Medienereignisse der Moderne
 ツェッペリン飛行船 (中公文庫)

マチュア写真のなかで気になった気球写真とくればヒンデンブルク号という表象もおさらいしておかねばならない。ツェッペリン飛行船も調べ始める。
ついでにこれも注文。
Oliver Jahraus,Bernd Schaffer, Wie im Film, Zur Analyse populaerer Medienereignisse
中身を見ると、そこそこ面白そうではある。

■ポストスクリーン論
Fluid Screens, Expanded Cinema (Digital Futures) Framed Time: Toward a Postfilmic Cinema (Cinema and Modernity Series) The Future of the ImageVideo: The Reflexive Medium (Leonardo Book Series) Death 24x a Second The Threshold of the Visible WorldThe Acoustic Mirror: The Female Voice in Psychoanalysis and Cinema (Theories of Representation and Difference)

Mirror Machine: Video And Identity
ポスト映画や映画の未来、ヴィデオ論、あれこれ物色して注文する。シュピールマンはようやく英訳がでた。マルヴィの本も見落としていたので注文。
来期の授業と5月のお仕事用。カジャ・シルヴァマンもたしかスクリーンについて書いていたはず。ついでに聴覚的鏡も注文する。声と文字は同時にずれをおさえるべきかもしれない。各書届けば随時紹介する。

■イマジュリィ
大正イマジュリィ学会が今週末京都で開催される。
リンクはここ。いちおうちらちらと覗きに行こうと思う。