華宵シンポ


■大正イマジュリィ学会
のシンポジウムにうかがう。
パネリスト三者の立ち位置とセクシュアリティがぶつかって――だから最後まで結論は出るわけはないのだが――面白い試みだった。華宵がさまざまな二項対立の枠組みを媒介するエージェントになるという意見には納得。また、議論の最後でも少し話に出たが、戦前の華宵受容、戦後70年代の華宵受容、2000年代の華宵受容、この三つがどのようにずれているのか。その間の変化はどのようなものなのか。過去の象徴としての華宵受容も含めて検討する必要がある。
それを別素材で考えるきっかけになった気がする。
司会のひとも含めてお疲れさまでした。

永山さんの『エロマンガスタディーズ』をようやく購入する。
エロマンガ・スタディーズ―「快楽装置」としての漫画入門