セクラ、ジオラマ
■セクラ Critical Realism in Contemporary Art: Around Allan Sekula's Photography (Lieven Gevaert Series)
セクラ論にいまさらながら気づく。下記指摘にあるように、アマゾンでも購入可能になりました。
Baetensの履歴などはここ。
以前『Photography Theory』などでも論客のひとりとして目にした覚えがあるが、
ボルターらのリメディエーションなどについてもコメントしている。それはここ。
ボルターへの批判はいつもの通り至極真っ当。ちなみに当の『リメディエーション』はこれ。
■ジオラマ論
Windows on Nature: The Great Habitat Dioramas of the American Museum of Natural History
- 作者: Stephen Christopher Quinn
- 出版社/メーカー: Harry N. Abrams
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: ハードカバー
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蒼猿氏も述べているように、長谷さんの杉本論にも杉本のジオラマ写真とエイクリーホールの実物との決定的差異が指摘されている。剥製である実物の不気味さと生々しさ、ねじれを入れたうえで想像力をかきたてる痕跡である点、そうしてねじったうえで杉本の写真を考えるべきだということ、こうした指摘は興味深い。
長谷正人「連載 ジオラマ化する世界」『写真空間1』(青弓社)
早速上記の本を注文する。