遺産科研


■遺産科研
今日は世界遺産科研。…「世界遺産」という枠組みで写真系で話せることを頭のなかでまとめつつ、話を聞く。よく考えれば写真というメディアは、なんにでも絡むことができる、写真を純粋なメディアと考え、そのジャンルにとじこもる写真研究者も、逆に、写真を中立的なメディアと考え写真に失礼なそぶりをしつづける写真外研究者も、写真には失礼だ、、、そういう方針のもと、写真関係で絡めと声をかけていただいた科研にはなるべく出るようにしている。
 で、世界遺産。現在政治的力学と経済的力学が奇怪なしかたで動員され、なぜか普遍的な枠組みがある。そういう話を考えつつ、事物の集積やアーカイヴ化の媒体となる写真で切り出せる話をいくつか考える。セクラの写真アーカイヴ論も参照点になるかもしれない。
今月はもうひとつ別科研。今度は写真と現代芸術科研。