読書会2日目

□読書会2日目
今日も観覧車前で10時から7時半まで。
『ダイハード』はもう嫌というほど反芻してから、『フィフスエレメント』の章を終了。
 ヴィデオゲーム的論理やヴィデオゲーム的快楽を、その視聴覚的刺激や暴力的主題や非社会性などのよくある議論は棚上げし、ゲームの規則の構造をおもに展開して上記の映画を読む章。これを読めば、プロップ的な形態学との相違は簡単に説明できる。そして、どうしてもキャラに終始しがちであり、構造的な問題への言及の乏しいデータベース的な消費の快楽の解説とも違う経路にも考えがいたりそうな気がする。また、ど真ん中でマトリックス三部作の分析のツールにもなりそうではある。
 もちろん想定されていたゲームはかなり古いものであろうから、現在のまともなゲーム論を探すことにした。そしてこの章はどうしても結論が甘いので、もう少しインターフェースについての議論を補う文献を捜索することにした。

 明日はリンチとスピルバーグの章。終わるかどうかは微妙な感じ。