廃墟萌え、アニメ映画学

校正の五月雨が始まる。ひとあめやんだので仕事を再開。
立命の非常勤第一回目。地下教室の映画館のような豪華さに驚き、同じ京都なのになぜこれほど交通の便が悪いのかに驚く。担当は写真学。

■クルーガーなど
アート・アクティヴィズム』『攪乱分子@境界―アート・アクティヴィズム 2
クルーガー関連を調べていて久々に思い出した。写真史概説での写真におけるポストモダニズムの概括的な説明ではなく、個々の作家の議論を濃密に論じた論文や本を読み直してみる。

■廃墟写真
現在の廃墟ブーム、廃墟萌え、廃墟写真、廃墟巡礼についても今期考えようと思いだらだらと文献を漁っている。かつての廃墟譚と現在の廃墟譚の差異が出発点。
廃墟遊戯 Handy Edition 廃墟漂流廃墟大全 (中公文庫) 廃墟の美学 (集英社新書)愛という廃墟 廃墟論
生体廃墟論

■アニメ映画学
アニメーションの映画学 (ビジュアル文化シリーズ)
がとどく。ディズニー関連の議論が数本載っているので。アニメーションの歴史のもう少し現在手の入る邦語文献ももっとでてもいいとは思う。既存のものはあるが。
世界アニメーション映画史 (Anima life‐books)