物、写真、インド
9月。今月もやはり忙しい。
■物としての写真
物質文化特集で一本書けいとのことなので、ひとまず下記の関連書をざっと読みつつ、ヴァナキュラー写真を「物」として論じることにした。…締切はとうに過ぎているのではあるが。
Materiality (Politics, History, and Culture)
- 作者: Daniel Miller
- 出版社/メーカー: Duke Univ Pr
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: ペーパーバック
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ベルティングも挙げていたピネイの本も注文。写真のなかのポーズが写本画というメディウムをなぞった間メディア的事例が指摘されていた。もちろん、ベルティングは肝心のところで眼差しに経験を収斂させてしまうのであるが。インド写真史もこれからの写真論の対象になるだろう。