ワッチャドゥーイン

■新刊

サイバーシティ (シリーズ叢書コムニス09)

サイバーシティ (シリーズ叢書コムニス09)

を田畑さんからいただく、感謝。

ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?―感性論的メディア論

ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?―感性論的メディア論

もお送りいただいた。感謝。序文をざっと読んだだけだけど、従来とは異なる切り口のマクルーハン論。

■読書会
ハンセンの本を2章の作品解説とキットラー批判の部分は読み終える。
ショーの作品映像をあちこちから収集している最中。ハンセンの議論にぴったりはまって議論されている感はあるが、ショーの展開を整理するうえでは使える枠組みである。初期のドーム型スクリーンの実験では、スクリーンやフィルターとして身体が位置し、その空間とイメージとの無差異化が推し進められ、スクリーンやイメージのフレームがエクスパンデッドシネマとは少々異なるしかたで破砕されており。それが次第にイメージを生成させるソースとなる身体に力点がかかり、道具立ても、窓とパノラマ的インターフェースを重ね合わせることで、スクリーン的機能が破砕され、視点もそれに伴い解放されていく。。こんな感じ。

■ヴィデオ的論理
ジェイムソンも引っ張りだして読みはじめる。あいかわらずのくねった議論。
Postmodernism, Or, the Cultural Logic of Late Capitalism (Post-Contemporary Interventions Series)
もちろんサミュエル・ウェーバー、クラウスに通じる問題設定はある。
あともう少し。

それにしても忙しい。