抗争の次
Figures of Desire: A Theory and Analysis of Surrealist Film Fugitive Images: From Photography to Video (Theories of Contemporary Culture) Hard Core: Power, Pleasure, and the Frenzy of the Visible
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『意味の抗争』のグローヴァー論文を読んでいたら、これまでステレオ写真や写真の鑑賞自体で等閑視されてきた、ポルノグラフィやこれと結びついた写真を見ている際の身体的操作についてももう少し調べてみなければならないと思い、文献を調べている。グローヴァーも形式分析は云々と言いながら、こうした次元までは視野におさめられていないからだ。もちろんこれもなかなか先行研究が少なく手こずりそうな道ではある。
まずはステレオ写真やキネトスコープ鑑賞の際の身体の所作について論じたリンダ・ウィリアムズ。その関連書を調べる。
baetensによる『ハードコア』の書評はここ。