ダンス、翻訳

■ダンス
 昨日はここでも告知したダンスのイベントに参加する。
 とはいえボヴェさんのダンスとその後の前半のトークのみであとは研究室で雑用だったが、1時間少々のトークだけでもなぜ場と身体の関係が問題になるのか、いくつもの力の線分をどのように持続させ、それを契機に複数の渦を発生させつつ身体を滞留させるのか、そこでは踊る主体はどこにあるのかなど、重要な質問と答えが出てそれなりに盛り上がったと思う。
 六甲のあの借景のある百年記念館のフレームのなかで、水蒸気の多く、霞んでいるが微妙に緩慢に動いていく背景の前で、エッジの妙に際立った静かに渦巻くダンス。
快く参加を引き受けていただいた方々に感謝、そしてトークをしきった富田くん、サブ司会に近かった松谷くん、設営にあたった学生のみなさんたちはお疲れ様。


■翻訳
 読み合わせ年内最終。なるべく読みやすいよう、ところどころ大幅に改編する。
ほぼ初校は見終えたし、註も早々に送付して二校で最終の詰めをする予定。