問題の種

24日の夜に発って25日からみっちり3日間の黒サンタ仕事=九州集中講義終了。パリ、東京、博多の一連の出張シリーズも終わる。3日間喋って果てる。
 それにしても博多駅の駅弁ってもう少し何とかならないものなのか。たとえば、明太子弁当はメインおかずが二本の明太子。いやご当地ものであるには間違いない。好きな人は好きに違いない。だがどうなのよ。

■問題の種

不安の種+ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

不安の種+ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ゼミで学生が教えてくれた作例。基本はビデオもの短編ホラー的構造のマンガ。ただし、名もなき得体のしれないものが登場するので、キャラ問題として面白そうではある。名がつくと二頭体で丸っこくなってしまう。名の問題。また顔のパーツの向きが横向きという問題も、顔問題として問題になるだろう。怖くはない、だが顔が顔になることは何かという問題。

■問題の種
バクマン。 1 (ジャンプコミックス)サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
マンガのマンガ系譜というのも考察の対象になるだろう。なぜいまバクマンなのか。
これも学生が挙げてくれた例。

■問題の種

John Szarkowski

John Szarkowski

シャーカフスキーについても文献をあれこれ取り寄せはじめる。
そのひとつ写真家としてのシャーカフスキー。彼によるいわゆる写真のモダニズムの力学にはどこか異質な要素がある。そういうことを考えてみる。