未必、感情
休みだけど会議。3月に休日祝日が潰されていってしまったのは、ひとえにインフルエンザ効果。来年はこんなことはないことを望む。
法と心理〈第7巻第1号〉特集 素人の事実認定と玄人の事実認定
- 作者: 法と心理学会
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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高野「裁判官は、いつ事実を認定するのか」。戦後の刑事裁判の歴史が無罪判事が有罪判事に駆逐される過程ではなかったかということ。いずれにせよ活字になっている記録が素材となるが、それを説明したり説得する以前にすでに法廷での空気のような雰囲気としての判断があるのではないか。だから、裁判員に、有罪判事と渡り合うだけの論理的説明を求めるよりも、直感的な共感や非共感がむしろ重要だと伝えることのほうが案外重要ではないのかという主張。
■感情と法
『感情と法―現代アメリカ社会の政治的リベラリズム』
感情と法をめぐる議論も気になり、取り寄せてみる。