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立命非常勤。院は『ブレードランナー』の写真表象を論じたソブチャクの議論を紹介し、学部は写真と複製と戦後アートの流れを80年代くらいまで話す。
マニアでもないのだがブレードランナー関連のあれこれの細部に詳しいページなどもついでにあさる。本当に細かいし、少々辟易。とはいえ私にとって面白いのは、この映画の写真表象の呈示方法と目をめぐる挿話に富んだ話だということ。そして少なからずソフトの流通から火のついていった或る種ポストハリウッド的あり方をしていること。これとマイノリティ・リポートともう一本ぐらい目玉もの映画を3つつなげて新講義ネタにも出来そうな気がした。
なにはともあれ、ファイナルカット版はともかくクリアな映像でそれに驚いた。
学部で質問を受けた文献。カルティエ=ブレッソンは楠本さんの本以外にこういうのもあるし、クルーガーについては北原さんの本(1、か2か忘れた)が論じていた部分があり、シャーマンについてはBTの特集号がよくまとまっていた。入手しやすいもののみ挙げておきます。ついでにクルーガーTシャツも。
アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書)
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