翻訳をまるごと通しでチェックし、後書きを書く。28日に最後の読み合わせ。というわけで京大での若手発表会には参加できず。写真関連は10月の美学会でも聞けるのでそれでよしとするが残念。

■読書会
 で、作業を片付けて神戸にいって雑用して大阪での集中読書会にも遅ればせながら駆けつける。
 バッチェンのバルト論とクラウスのヴィデオ論。後者は既訳があるがところどころもう少し砕いて訳してみて、分かりやすくなった。クラウスのメディア論は3本ほど今のところ読んだが、オリジナリティと反復以前のクラウスとしてもっと掘り下げていきたい。バッチェンの議論は以前に確認したとおり、その原点は『写真のアルケオロジー』の墓碑銘の章でも展開されているので参照してほしい。

明日はシュピールマンとフリード。どちらも少々厄介なテクスト。