情報美学とバベル&バビロン

Info-aesthetics

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マノヴィッチ新刊。予約可で2012年発売とは。。。こんなのはあり得るのか。
仕事の関係上、彼によるDV論を軽く読む。いつもどおりの冷や水的辛口コメントの後の議論。ただし、彼の論を読むといつも思うが、枠組みが静態的でそこから先の議論が立ち起きないところもある。接続するが断線している。

メディア・スタディーズ (serica archives)
も久々に読む。ハンセンの論文はきちんと請け出しがなされていない。『バベルとバビロン』も翻訳早いところ出してほしいもの。ベンヤミン論いくつかはしょっぱいよさがあるのだが、site zeroのヴァナキュラー・モダニズム論といい、この論といい、圧縮して明快な主張がされていて読みやすい。
Babel and Babylon: Spectatorship in American Silent Film

China on Video: Smaller-Screen Realities (Routledge Studies in Asia's Transformations)
関連で出てきた本。lightがキーワードの本だがそれでごり押ししているような目次ではある。lightの隠喩の裏にあるもののほうが読みたい気はする。ひとまず注文。映像関連で中国関連はこれからも増加するに違いないから。