ロトレリーフとヨン様・ペー様・パー様そしてナンシー様

 講読会議指導飲み。

 講読はデュシャンによる運動の描出の二重性を読む。列車と青年、カメラと対象、プロジェクタと映像という並行的関係を見た後、ひたすらデュシャン事件ビデオを皆で見る。抽象映画ビデオは今さらながら面白い。ロトレリーフの生半可な映像を見て皆であれこれ言う。
 会議後、博士課程の指導。論文を書くとか主張をするとかが根本的に分かっていない学生には博論を書くことはできないのだろう。巣立ちの儀式というか、博士課程はもはや指導を受けるとかユウチョな姿勢ではまずいのである。

 知り合いがペーパーの撮影会を宣伝している。明日は撮影会だそうである。少し無理しようかという気になりかけている。サイトを見るとギャレが相当遊んでいる。夏ソナ、安ソナ、ありソナ…。
 ペーパーについてきちんと考えること。その前に冬ソナ自体のずれを摘出すること。それをずらすペー様についてきちんと考えること。たぶんこれは書かないといけない。ナンシー様の命日が迫っているのだから(と書いたが6月14日がナンシーの命日)。