ロンドン3

photographology2004-08-05

レイコックへ。あのトールボットの格子窓が撮影されたあの建物があるところ。アルトエッティングのときと同様に帰れなくなる感が強い僻地である。トールボットミュージアムはたいしたことはなかったが、撮影に使われた屋敷の敷地や建物の空間構成がよく分かった。実はこの建物はかつて修道院であり、その一階はポッターの映画の舞台になっていたのだそうだ。なるほど子どもの多いこと。2階のトールボット屋敷後で親子で勉強した後に、我先に一階の修道院跡へ駆け出す子供たち。
親子の会話を聞いて再確認したのだが、タルボットではなくトールボット。間違いない。
今日はおとなしくセインズベリーで買い食い。

 あげた画像はあの有名な格子窓写真の現物。一枚一枚のガラスの歪みが外の風景を分解し、それが斜めの格子であるゆえ独特な外界の光による分解を行う。