犬目

 翻訳続行。

 ここで(⇒http://d.hatena.ne.jp/mika_kobayashi/20041031)紹介されていた「ワンダフル・ショット」(http://www.tomy.co.jp/wonderfulshot/index.asp)について思うこと。写真における目線の問題とは、つねに主体/被写体〔subject〕の間のパワー・バランスに帰着する。だから犬からの愛情溢れる眼差しとは飼い主の自己愛的な視線に他ならない。ただ、そうした自家撞着を超えるような写真がこれで撮影される可能性があるのかもしれない。でも、だからどうだという気がしないでもないが…。