師走。昨日の今日で青息吐息で大学へ。
 大学は、山の斜面にあるので山の気候のように大気の状態が不安定であり、そのため時折小雨が降ったりすることもある。そして大学への道すがらふと顔を上げると低く太い虹が校舎にかかっている。別に変な喩えではない。
 バタイユのマネ論の発表とグリーンバーグポロック論の振動を取り出す発表。厳しいかもしれないけれどガツンとやっておく。そしてクラカウアー論。第一章がほぼ終わる。次は映画の理論の章へ進む。

 卒論・修論の季節。あれこれ段取りのための指示を出すがいずれも心配。