業務日誌と相談所

■業務日誌

 午前院生の発表ゼミ。ド・デューヴ論文紹介とブクロー論文紹介とアドルノ研究プラン提示の3本。ド・デューヴに関しては私のサイトでも紹介しているもの。なにがアクチュアルなのかを切り取る術が欲しい。紹介にも動機が要る。ブクローのアーカイヴ論についてはその起爆力と問題性をどう写真史/論へ持ち込めるのかは紹介者の勘次第だろう。どちらも濃い素材なので、面白いのではあるが。アドルノに関してはオーディエンスとしての学生の突っ込みがいまひとつ。攻める分で返ってくるリスクぐらい学生は引き受けても楽しいと思うのだけれども。学生と先生の一方向性がいつも退屈に感じる。来年はこの枠は夕方からエンドレスにやることにした。もう喋んないし。

■行列のできる
 法律相談所だったか、島田紳介の復帰一回目以後を見て、さらにいろいろ検索をしてみて、忘れていたが一言。やはり、再現ネタで始めるほうがよかった。板尾くんのようにネタにする。「板尾と嫁」とかのように。挙句に裁判に負ける確率まで出していじられるのもいい。テレビにのるということはそういうこと。本当の島田とか事件の真実が問題ではなく引き受けた文脈をいなす地肩が見たかった。そうした意味で至極残念。あくまでテレビ的文脈の話だが。
 
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