所有の病

■所有など
 所有に関する病について調べる。もう少しいろいろな事例が欲しいところ。これは来週いろいろ集める。…いっときテレビをにぎわせたゴミ屋敷とかも所有の病なのだろうかとふと考える。
ついでにバッチェンの『勿忘草』も手に取る。写真をもつことを所有的個人主義以上の何かの論点で議論できないものか。もちろんパレルゴン論はすでに紹介したのではあるが。ああしたイメージを「もつ」ということ。

お約束すぎるがイーグルトン『イデオロギーとは何か?』を読む。イデオロギー終焉派やポスト・イデオロギー派、そこで骨抜きにされてお払い箱にされたイデオロギー概念を再度俎上にのせる試み。もう少し読む。この議論を現象の分析に絡めるには。


 トルボット論ようやく再開。ヴィクトリア朝の言説についての論文を読みなおす。もう少しここらへんは集めたいところ。写真が発明された当時の雑誌での写真の掲載ページがどのコーナーにあったのかは面白い問題。またアラゴーやトルボットの科学的説明がどのような文脈に属していたのかもおさえることが必要。