アキバ化する駅前

■視覚文化
『オクトーバー』の特集「視覚研究」の訳し直し作業をする。
ガニングの議論も訳出。

■駅前のアキバ化
 先日聞いた話だが、プラッツ近鉄ヨドバシカメラに売却されたらしい。コムサイズムやギャップはおいておくとして、おそらく京都市内で屈指のスペースを誇る無印良品Joshinとは違い気軽に行けるパソコン工房がありがたいソフマップ、本の並べかたは最悪だけれどもたぶん河原町ブックファーストと同じくらいの品揃えかもしれない旭屋書店、古い映画関係ならばおそらく最大の品揃えである新星堂、こうした店がどうなるのかは不安である。  たぶん京都の書店に関しては、三月書房のコラムにもあるように西へと軸が移動している。あまり行かないけれど三条の大垣書店、四条やや東入るのジュンク堂、そして旭屋書店という軸へと本を買う人の流れは移ってきているようである。ジュンクと大垣だけでは少々物足りないことになる。
 近鉄百貨店がおそらく二年後に建て替えないし改装になることを見越して、あのところどころに残る洋風建築の跡を記録しておかなければと思う。烏丸七条近辺には、古い不思議な洋風建築が残っているのである。