親指しらべ

■サーカスの広告
資料用に購入したパンフについていた下敷き。
これで学校に持っていってクラスメイトに見せて周囲のサーカス行きたい感を煽るという伝播のしかた。

 サーカスについては、ブログで佐藤氏がすでに書いているので付け足すことはあまりなし。ひとつだけ追加しておくと、奥行きの立体感に加えて、縦方向の上下の奥行きもある。テレビで見る視点の高い、水平に近いサーカスのイメージは実はサーカスの視線ではないということ。
 私個人としてはベタなマジックのコーナーと坂綱が正反対な意味で面白かった。
 後者の坂綱についてはずいぶん前にテレビの特集を見たことがある。地味目な演目の割に高度な技術と徹底した修練が必要であり、危険性も高い。そのため周囲のスタッフの緊張感が俄かに高まったのも見所だった。
 ベタなマジックは、犬のぬいぐるみとマネキンが箱に入れるとすぐに生身の犬と黒髪の美女に変化し、もう一度入れると、黒犬とブロンドの髪の女性になり…ていうかカツラをとっただけやんと突っ込む…最終的に箱の中のマジシャンと入れ替わるというもの。斜め横から見ているとタネもまる分かりだけれど、てらいもなく抜群のキメポーズをされると何だかナットクしてしまう。マジックと降霊会と初期映画の話はつねに気になるということもある。

■雑誌
今日見かけた雑誌
『アート・トップ 特集 写真と絵画の対話』(芸術新聞社)
雑誌名も出版社名もすごければ値段もすごい。飯沢さんと金子さんの文章が掲載。
BTの彫刻特集もチェック。
TVで京都のスーパードルフィーなる人形専門店の特集を見る。ボーイズラブ系の話と絡めて編集されていたのだが、人形に魂入れる儀式とか、人形持ち歩き用のバイオリンケース大のいれものとか、少し引きながら見る。ここもアトラクションゼミの候補地。また、京都には村上春樹が紹介したマネキン工場がある。これも何かの見学で行ってみたい。


親指さがし
 親指関係で調べ物。親指族、親指コミュニケーション、親指ポエム親指シフト、チッチキチシール、親指さがし親指トム、親指スターウォーズ、つけ親指、親指を使った手話、親指による認証システム、親指法則、単位としての親指、恐竜の親指、次々とでてくること。
 でも一番のヒットは親指顔の坂東英二であった。もはや坂東を普通に見ることはできない予感がする。

とりあえず親指写真論の構想を本家ステレオダイアリにアップしておく。
http://homepage1.nifty.com/osamumaekawa/stereodiary80.htm