木曜日

■かわいい尻に火がつく
「かわいい」原稿の尻に火がついてきたので以前挙げたかわいい論を読む。

「かわいい」論 (ちくま新書)

「かわいい」論 (ちくま新書)

ナラヨシトモ特集もひとまず見ることにする。作品は未見。

■手

デリダ、脱構築を語る シドニー・セミナーの記録

デリダ、脱構築を語る シドニー・セミナーの記録

を見かけて購入。第一章「視覚の脱構築」。『盲者の記憶』でも手の問題が重要だったことを想いおこす。それよりも「オーストラリアのデリダ」ってちょっとこれまでと違って面白いと思ったので。

■学会準備
で学生たちに働いてもらっている。3月4日美学会西部会。その準備の本部にあたる芸術学研究室が来週からアスベスト対策の密閉工事になるので、いきなり急いた話になってしまう。荷物を移動するように指示を出すが、もし万が一忘れものがあれば命がけの学会準備になるのだろう。
 それはさておき。発表会場は六甲のパノラマ体験を満喫できるので皆さんこぞってご参加ください。

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美学会第257回 研究発表会

日時 平成18年3月4日(土) 午後1時半より
場所 神戸大学 百年記念館(神大会館)六甲ホール

●アクセス
阪急神戸線「六甲」あるいはJR神戸線「六甲道」から神戸市バス
36系統鶴甲団地行、鶴甲2丁目止まり
行き乗車「神大文理農学部前」下車。約10分。徒歩20分。学内の
建物については
http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/bun-ri-nou.htm
をご覧ください。

●発表
「フィードラーにおける「可視性」について
―ウーティッツおよびクローチェの理解と比較して―」
實渊洋次(関西大学

「芸術的創造における不確定性について
ベルクソン哲学とジョン・ケージ
古賀純子(京都大学
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