読書会
■建物に映ること
ヴィドラー読書会。序論をさっくりと進める。
近代の不安の主体と心理学的言説を媒介にした空間的秩序とのつながりをつける部分。
この本、たしかに固有名詞が連発されて、文法的にも論理的にも飛んでいるところがあって、それをワープド・スペースと言っておとしかねない部分はある。ただし、半透明や不透明や反透明についての議論は、ヨーロッパのいたるところで繁茂しているガラス建築や、これとはまた違う形で日本のブランドショップを覆っている皮膜を考える契機にもなる。
■格闘技
原稿の尻にも火がついてきたので次の本を注文。プロレス論として面白そうな本。
- 作者: 岡村正史,川村卓
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
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これはゲンプケンの研究会(プロレス文化研究会)で知ったもの。それはこちら→http://www2u.biglobe.ne.jp/~musasabi/Probunken/