親指ドライヴ

■親指もの
　　
親指もの３点。
『パンダの親指』はよいとして、親指USBメモリーは親指写真論レクチャーの時に使おうと思い――フラッシュ・メモリーは英語ではサム・ドライヴと呼ばれている――、３つめはマッサージものマンガであったので唾をつけておく。

■キャンプとケータイ
　かわいい関係で久々にキャンプについて調べていて岡崎氏のインタヴューをみつける。Studyで現代演劇の可能性、Informationで『未来』のロース論情報などがある。
インタヴュー自体の内容は、演劇の可能性について、近代になって成立したプロセニアム（額縁舞台）型の王の視点からのタイプ、劇場外で共同体的な演劇的熱狂を組織しようとするルソー型のタイプ、キャンプ型、そして――これは演劇ではないが――第四項としての電波系、ケータイ系が呈示されているというもの。
　ただし、話の中で触れられたケータイが一方で場所に対する異化的なキャンプとして現われるとともに、もうひとつの場所を組織しようとする方向があるという矛盾したメディアだ、というくだりは、もうすこし考えてみたい。それは場所という誤解されやすい概念以外で考えてみたい。