内職

会議中にスナイダーの彫刻写真論読了。
スナイダーの議論の核心は1850年代前後で写真のメディアの意味が根本的に変わるということにある。リトグラフなどの印刷メディアに並ぶメディアとしての写真から、現実を写し取る光沢あるメディウムとしての写真へ。そこにアリナリの彫刻の撮り方や修正の意味合いも見いだせるということ。気になったステレオ写真への言及が二,三箇所あるものの充分に展開されずじまい。

もうひとつ。セクーラも流し読みする。

終わって組合飲み会。もう妖怪大戦争的な得体の知れぬ大会になっている。

明日は兵庫県美バージョンのビオラ展と
時間があればコミカルシニカル展に行く。

今日のガス抜きになることを期待。