エコー


■どこまでもどこまでも密集する顔
この時期、というわけでもないが、よくあちこちで目にするパノラマ写真の専門学校広告
このジャンルの広告写真を少し集めることにする。


■響影に花束を
エコー写真文献を2,3掘り返している。
Visual Display: Culture Beyond Appearances (Discussions in Contemporary Culture) Practices of Looking: An Introduction to Visual Culture Screening the Body: Tracing Medicine's Visual Culture
最初の論集にはカートライトのエコー写真論が収められている。
後者二冊は、それぞれ簡単にエコー写真やレントゲン写真について述べられていたはず。

The Visible Woman: Imaging Technologies, Gender, and Science
これは、面白そうな論集。中身を見ると、「母を撃つ=撮ること――胎児写真と母の消失」という論文もある。
エコー写真を見てかわいいと言うひともいれば、以前紹介したエコー写真アルバムサイトのように花飾りをつけているひともいる。微妙である。


■写研 第三期第一回(27回)

詳細はまた連絡をいたしますが、決まったところまでとり急ぎお知らせです。

■写真研究会のお知らせ■

 日時 3月25日(日)13時から
 場所 同志社大学 メディア教室
 発表者・発表内容
  青山 勝(大阪成蹊大)
       1851年のミシオン・エリオグラフィークと「写真の理念」(仮)
 
  作品上映&解説  卞 在奎(京都精華大学
           「Moving Panorama」(このサイトの一番上の作品

  橋本一径(東京大学) 
      〈モンタージュ写真〉とアイデンティティのイメージ

こう見ると、パノラマ、ミシオン・エリオグラフィーク、司法写真というぐあいに19世紀の写真イメージ以前以後を三分割したような構成になっています―もちろん作品上映は現代ですが―。近いうちにすべて確定してどこかのページにリンクします。