発表議論発表議論発表議論発…
どうでもいいことだけれど。
内山君の新聞顔写真は囲みが○である。顔が丸いからではない。
○と□のレトリックが囲みにはある。両者は意味が異なるそうだ。
でも○囲みで○くおさまったとすればそれは顔が丸いからなのかと思ってしまうのであった。
たぶん違う。でもそう思ってしまうのであった 丸
■みはからい
Andreas Gursky: Katalog zur Ausstellung im Haus der Kunst, Muenchen
- 作者: Thomas Weski
- 出版社/メーカー: Snoeck Verlagsges.
- 発売日: 2007/02/07
- メディア: ハードカバー
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確信犯だ。版型とプリントのクオリティが、この素材にしては勿体無い。でも買い。
■漫画ゼミ
今日のゼミは、高野『黄色い本』、荒木『ジョジョ』、松本『鉄コン筋クリート』の発表&議論、そして先週積み残した楳図班とガンガン系のディスカッション。読みにくい系譜がいくつか揃い、それが相互に比較できるような素材が呈示される。コマの主客が同質の線だからなのか、過剰な数の線や背景が書き込まれているからなのか、動線とオノマトペが動きからずれているからなのか、コマとコマのつなぎが引き延ばされているからなのか、コマの指示する内容がコマ相互の関係を長く読まないと分からないからなのか、そういう読みにくさのバリエーション。
フレーム問題ももう少し代入してみようと思う。また物語分析を本格的に扱わないとならないかなとも思う。
…あちこちで張られているがサザエさんのジョジョネタ。タマの登場に至るまで作りこまれている。
ジョジョはなぜかそのコピーで同じ主題ではなくその描き方がコピーされる。
逆にサザエタッチでジョジョを書いてみると見事にオーラが消えるホームドラマになる。それは「ジョジョの微妙な冒険」を参照。
■発表ゼミ
引越し準備作業を少しして、午後は学生発表。
今日は広告とバタイユと戦後アメリカ美術のイデオロギーについて。
広告論は現在のあのコンテクストの絡み合った複雑な広告パターンを分析できるだけの理論がなかなか見つからないようであり、バタイユはその眼の理論的装置をどう切り出し、写真イメージの視へと展開させるかが考えどころであり、イデオロギーの発表はデ・クーニングの作品をもっとその過程やコンテクストも含めて見てみたかった。
話していたピンナップガール本はこれ。名画への旅はどの巻かは定かでないけど、たぶんこの巻かもしれない。
- 作者: 木村重信,南雄介,笠原美智子,新関公子,尾崎信一郎,太田泰人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/05
- メディア: 大型本
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発表とディスカッションの串焼きみたいであった。
来週火曜日には午後から8本の3回生発表&バーベキューパーティがある。
同時にあの研究室も改修にともないお別れなので、部屋に漂う浮遊霊も鎮めるパーティ。