ポロック具体シネオラマ

会議終わらせて発表演習。

今日はポロック、具体、シネオラマ。
 ポロックは、芸術実践と、それを語る言説と、政治的実践とその言説、そのレベルが不明瞭につながれていたので、その癒着を剥離するのが急務。
 具体は日本での具体言説の単独性を、文脈の中に置いてしまおう。ということを調べました発表。そうするとこうなるという組み立てのスケッチがほしい。
 シネオラマは半分は面白かった。ただし、物語映画と非物語映画という二項対立に対する第三極を置くならば、その概念的基盤はもう少し整備するべき。また、当然のことながら列車映画論とパノラマ論は横目でみながら考えるべき。

 ところでコメントでは出す間もなかったが、シネオラマ的なものは、スイスで見たことがある。現在の博覧会での催し物だったので、必然的に衛星から見た地球が全方位を覆っていた。とはいえできはいまひとつだったのだが。

 というコメントをして終了。
 修士論文を提出して湯気のたっている学生もあわせて痛飲して終了。

 今期この授業はあと一回。会議でたりはいったりしながら対応します。