監視カメラ的CM

明治のLG21のCM.
監視カメラ的なものを使った変な表現ではある。

■怪談特集

ユリイカ1998年8月臨時増刊号 総特集=怪談　Kwaidan

怪談と銘打たれながらも、何かが写る映像についての対談が収められているので購入。鶴田×高橋×黒沢対談を読み直す。Jホラーの起源の見落としている作品ひとつも到着したので視聴。それがこれ。

主演がギリギリガールズ。内容は死化粧もの吸血鬼もの録音ホラーもの心霊ビデオものの４本。これは４話通しで見るのは正直つらかった。とはいえ、最後のエピソードのビデオの反復と写りこんだ霊のゆれ方、顔の見えなさ、反復ごとの拡大のしかたはみどころではあった。ただし、音表現は少々きびしい。そして、演技はいうまでもなくギリギリを通り越していた。

■フレームの怖さ

斎藤論文をついでに読む。「身体・フレーム・リアリティ」。フレームと身体についてさらに進んだ話が論じられている。押井の審級間の移動とフレーム切り替えとを対応させる議論。右に挙げた黒沢×斎藤の対談も読んでみる。