唐ゼミと研究会のお知らせ

気がつくと月曜直前の鬼のような準備が待っている。
本業の仕事はなかなかはかどらず。

■唐ゼミ
　昨日は毎年秋の恒例となっている、唐ゼミの京都公演へ。
　詳細は蒼猿氏のサイトにも書いてあるけれど、ガラスという流動的でもあり凝集し破砕し拡散する媒体が、時間と空間を急速につなぎあわせていくところが面白い。
　打ち上げにも参加させてもらい、当然飲みすぎるのであった。
　公演は今日まで。

■研究会のお知らせ

学生がポスターを作製したのであげておきます。
来月15日神戸大学で開催です。こぞってご参加ください。写真、テレビ、メディアアートとバラエティに富んだ内容になるはずです。

■『製図家の契約』

邦題は『英国式庭園殺人事件』。別に推理もの探偵ものではない。ある契約を交わした製図家が貴族の邸宅の図を12枚描くうちに、その複雑な人間関係に巻き込まれ、最後の13枚で死に至るというお話。マノヴィッチが力説するほどには、表象装置の格子に囚われた感は出ていないが、多くのショットがあたかも製図装置からのぞいたかのような構図になっているところは使えるだろう。