VR史

京大で演習。まだバッチェンをじりじりと読む。1章はあと1回半で終了する予定。次回は少しだけタッグの話をする予定。素材はジョン・タッグ「監視の技術」(現代思想、1999年10月号 特集「「安全」とは何か」)。

■VR史
 VRの歴史を調べている。『バーチャル・リアリティ―幻想と現実の境界が消える日 (SOFTBANK BOOKS)』などを参考にし、センソラマやHMD(頭部搭載型ディスプレイ)、データグローブの歴史をざっと読む。「ダモクレスの剣」「魔法使いの弟子」などの初期の実験装置もさらに調べている。 このサイトがVRについて簡潔に説明している。入り口はここ

 ついでにVirtual Reality Photographyも調べてみる。簡単に言えば、現代のパノラマ静止映像のこと。上述の歴史をひもとけば、似て非なるものかもしれないが、パノラマ的なものの奇妙な存続を考える一例かもしれない。ストリートヴュー問題とも絡むかもしれない。クイックタイムのVRPのページはここ